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グループカウンセリング

認知行動療法は認知の歪み、自己イメージの歪みの修正による行動の変容を目指します。そして、カウンセリングの効果を試す場所(トレーニング)が必要になります。長く続いてきた思い込み(歪み=癖)は、危険を回避する防衛機制であったり合理化であったり、否認であったりしますが、危険だと認知している世界(社会)であえてチャレンジすることはお勧めできません。

安全で安心できる場所でチャレンジ(トレーニング)する必要があるのです。カウンセラー、目的を同じくする方々の参加するグループカウンセリングは、クライエント同士が自らの思い込み(癖)を修正するトレーニングの場として最適です。

「脱習慣のトレーニング」の場、共感を持って迎えられる場、自分の思い込み(癖)を確認する場としてご利用いただいております。

​脱習慣のトレーニング
 幼い頃に形成された思い込み(癖)は、別の癖(現実的な)に置き換えるトレーニングが可能です。思い込みを、現実的な対処へ切り替える練習です。
認知の歪み
 相手がどう思うか?どう思ったか?想像はできますが、寸分たがわず当てることはできないと思います。にもかかわらず、思い込み脳(癖)はそれを事実であるかのように決め付けます。他の選択肢はないのです。たった一つの想像を(思い込みを)事実と決め付けた状態を「認知の歪み」と呼んでいます。
ミラー効果​



グループカウンセリングに参加しているメンバーやカウンセラーの態度や言葉、雰囲気に嫌気がさしたり、気に入らなかったりすることが多く見られます。それは自分を投影しているために起きていることが多く、相手に自分を見ている状態(ミラー効果)と呼ばれています。気づきのチャンスでもあります。

here and now

カウンセリングの場でも同じですが、「今ここで」起きている自身の認知や感情を語ることがもっとも治療的だといわれています。なぜなら、幼い頃に形成された思い込み(癖)は、防衛機制だからです。本当に危険なのか?不安でいいのか?恐れる必要があるのか?自分の外に出して初めてそれが思い込みなのか事実なのか確認できるのです。

自己イメージの歪み
 
人は環境によって作られると言っても過言ではないと思います。あなたの思い込み脳(癖)が幼い頃に形成されたとしたら・・・あなたはどんな扱いを受けてきましたか?どんな言葉を投げかけられてきましたか?それが自分に対するイメージとして今も生きてる可能性があります。周りの評価と自己評価の違いが大きければ大きいほどそのギャップを感じているはずです。 自己イメージに歪みが生じている可能性が高いです。
言動には順番も意味もある

人は、外界からの刺激を受けると、それに対する意味づけを行います。それを認知(ものの見方・捉え方)と呼んでいます。イラッとする!場合、感情がいきなり表出されるように思いますが、実は認知が先なのです。

刺激→認知→感情→言動の順番なのです。つまり、刺激をどう捉えたかによって、その先が決まってしまうともいえます。

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